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コラム

今後も求められる仕事と人材とは?(第2回)

人事担当が意識すべき3つのポイントとは?

今回のコラムは、弊社Sが担当させていただきます

(2回目の登場です)!

前回のコラムの続編で最終回となります。

前回お伝えした弊社事例を基に、人事担当が仕事を進める

上で、重要な意識するべき3つのポイントについて、考えを

まとめていきます。

まずは、Ⅰ【ITリテラシーの標準装備】についてです。

弊社では、コロナ禍をきっかけに在宅勤務を導入し、社内外

問わず、可能な限り業務をDX化しています。

今回は特に対クライアント業務のDX化に注目し話を進めて

いきます。

弊社は、【システムの所有や開発は行わない】ポリシーの

ため、【お客様の目的達成のため解決策をご提案する】点

が重要なポイントです。

前提として、大・中、様々な規模のクライアントがいるため、

状況に応じて、必要なITリテラシーは異なります。

システム関連の事例で言うと、大企業の場合、「システムの

要求定義・運用」など、時期によって求められる業務は変化

します。

そのため作業レベルの視点だけでなく、市場や社会全体の

動きを見越した提案が必要です。

特に現在は、採用のDX化に伴い、オンラインに適したシス

テムの構築が非常に重要な観点です。

逆に中小企業であれば、採用数も少ないため、システム活用

よりも、アナログな視点(エクセルの効率的な活用など)を

持った、クライアントへのご提案&コミュニケーションが

必要となります。

クラウドツール等は非常に便利なツールですが、闇雲にDX化

するのではなく、常にクライアントの視点に立って「最適な

ITの活用とは何か」を考えることが重要だと改めて感じました。

次にⅡ【抽象的なご依頼を形にする】です。

コロナ禍で御依頼頂いた採用プロジェクトの案件を事例として

紹介致します。

コロナ禍の状況においては、特にスピード感を持って企画、

製作を進める点が重要でした。

当初(2020年2月時点)はコロナの状況がここまで大きいと

想定していなかったため、緊急事態宣言を契機に対策を講じ

た企業様も多かったのではないでしょうか。

緊急事態宣言が発令される時期になると、採用のDX化は不可

避だったので、弊社のクライアントも例外なく、採用活動の

コンテンツや選考フローなど、大幅な変更を余儀なくされました。

まさに緊急事態であった為に、事前に十分な時間をかけて対策

を講じる事が難しく、採用フロー設計とコンテンツ作成を並行

して進めなければならない状況でした。

このような状況下で、意識した点は2点です。

➀クライアントの目指す姿と現状の確認

②こまめな進捗共有です。

時間がそれほど確保できない状況であったため、➀を第一優先

で明確にし(とにかくここが最も重要だと考えます)、あとの

細かい施策等の部分は走りながら確認するという状況でした。

幸いDXが進んでいるクライアントの案件だったため、②に

ついてはWebを活用し、適宜、進捗等を共有しながらプロ

ジェクトを進められた点で、改めてWebの恩恵を実感した

案件でした。

最後に弊社ポリシーでもあるⅢ【誇りある仕事をする】

いう点です。

コロナ禍にともない企業によっては在宅勤務の増加など、場所

や時間にとらわれず働く機会が増加したのではないでしょうか

(変化に伴い、業務の切り出しや評価制度などと言った、新た

な課題も同時に生まれましたが・・)。

これまでより働く上で物理的な制限がなくなり、自由度が増し

てきた現代だからこそ、上記、弊社ポリシーの重要性を実感

しています。

今後、働き方に変化はあっても、求められる成果やお客様の

課題解決のため解決策をご提案する、といった重要なポイ

ントは変わりません。

後から振り返った時に後悔しないような仕事を今後も目指して

いきたいです。

最後になりますが、「今後、必要とされる人材」を雇用という

視点に立って、情報をまとめたいと思います。

一般的には、AIやロボットの普及に伴い、「雇用は高スキル・

低スキル労働の需要上昇という形で二極化するが、賃金水準は

高スキル労働のみ上昇し、低スキル労働では上昇しない」と

考えられています。

筆者としても耳の痛い、ぞっとする話ですが、この事実を

踏まえ、どのような仕事を高スキルと言えるのか、採用

プロジェクトを担っている私なりに考えました。

創造性、協調性が必要な業務や、非定型的な業務は、

将来においても人が担っていく必要があり、

それらの仕事こそが、今後も求められる仕事や

人材になるのではないかと考えています。

具体的には、

➀周りとの協調性

②周囲への理解

③説得

④交渉

⑤サービス精神

などを今後も必要とする仕事が、高スキルな職業だと

言えそうです。

そのため、自分自身の仕事に置き換えて、常に➀~⑤を意識して

仕事を進めることが重要と言えるかもしれません。

コロナの影響で、様々な制約がある現在ですがITの恩恵を十分

に享受し、ITの強みを活かした仕事や生活を身に着け、一緒に

この状況を乗り越えましょう!

次回の弊社メンバーの投稿をお楽しみに!!

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